黒豆を美味しく！ | 黒豆を美味しく作ってお正月の名脇役に！

お正月の楽しみいと言えばなんといっても「おせち料理」ですよね！

今は洋風や中華のおせち料理などもあるので、
豪華な海老やアワビ、そしてお肉などに目が行きがちですが、
おせち料理の中の隠れた人気者、「黒豆」の存在を忘れてはなりません。

おせち料理をご自分で作られる方の中でも
「黒豆は圧力鍋がないと時間と手間がかかるし
シワが出来てしまいそうで難しそう」と思い、
市販のものを買われている方も多いはず。

しかし「黒豆」は圧力鍋がなくても
手間と時間を思っているよりもかけずに
誰にでも作れる気軽な一品なのです！

黒豆の簡単な煮方！！！

先程黒豆は誰でも簡単に作れる気軽なものとお話しましたが、
ではその手順とレシピをご紹介させて頂きます。

1. まず黒豆をさっと洗いざるに揚げ水気をきっておく。

 

2. 材料は　黒豆：砂糖：水を１：１．５：４の割合で用意すると覚えて下さい。これで黒豆の量が変わってもいつも同じものが作れます。後は味付けの醤油を大さじ１、塩と重曹を小さじ1/2用意してください。（これは黒豆を２５０グラム用意した場合です）

 

3. 重曹と黒豆意外を全て鍋に入れ火を入れ沸騰させる。沸騰したら火をとめ重曹と黒豆を入れそのまま３〜４時間置いておく。※ここでポイント！時間を掛けてといっても、ここまでの作業を夜眠る前に行い、朝から続きを行っても全く問題はないのです。そう思うと「時間がかかる」と思う黒豆作りがぐっと簡単に思えますよね！

 

4. ここからは一気に行きましょう！時間を空けたら今度は中火にかけ、あくが出たらすくい取る作業を繰り返し、あくが出なくなったら弱火にして「必ずキッチンペーパーで紙蓋をし」３〜４時間煮込む

 



 

5. 豆より煮汁が少なくならないように注意しながら時々確認し、煮汁が少なくなるようだったら「必ずお湯を足して下さい」豆を親指と人差し指でつまんで簡単につぶれるようになったら炊きあがりです！！！

 

6. 後は「必ず完璧に冷めるまでキッチンペーパーを惹いたまま鍋ごと冷まして」出来上がり！！！

ポイントは文章に「必ず」と入っている部分を守ること。
そこを守らないと黒豆にしわが出来てしまい、
美味しい黒豆でも「しわ」が入ったちょっとしょんぼりしたものになってしまいます。

黒豆に「しわ」が出来てしまう理由は、
作りだしから完璧に冷めるまでの間に空気に黒豆が触れてしまう事。

そのため、煮込む時や冷ます時は
必ずキッチンペーパーで空気から黒豆を守り、
豆より煮汁が少なくなったら必ず水を足して
黒豆を空気に触れさせないようにしてください。

そうすればふっくらつやつやの黒豆が簡単に作れますよ！

また、よく黒豆を作ろうとレシピを調べてみると
「さびた釘」がいると書いてありますが、
釘は黒豆に色を付ける為のもの。

なので「釘」がなくても味は変わらずに美味しい黒豆は作れるのです。

鍋に注意をしなければならない時間は３〜４時間。

しかしずっと鍋の前に居なければいけない訳ではなく、
たまに水が減りすぎてないかを見れば良いだけなので、
手間もかからず他の家事の合間に出来てしまいます。

夜の少しの作業と朝起きてからの作業で
午前中には黒豆が出来てしまうなら時間もかかりませんよね。

今まで市販のものを買われていた方も
今年は是非騙されたと思って黒豆を作ってみてはいかがでしょうか？

また、お正月にたくさんの量を買ってしまい余った黒豆は
虫に食われた豆などを除き、きれいな状態のものを選んで、
清潔な保存瓶などでできちんと保存すれば
お正月以外でも使いたい時に他の料理でも使うことが出来て便利ですよ！