離婚まで至る実家依存症の様々なケース・・・・小姑との抗争など

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離婚まで至る実家依存症の様々なケース・・・・小姑との抗争など

 

実家依存症からの回復の難しいところは、
依存症者だけの問題ではなく
その家族、家系全体が問題があることです。

 

他の依存症も家族に問題があることはあります。
なのでカウンセラーなどが家族からも話を聞いて
まず「家族の回復」を試みることがあります。

 

しかし、実家依存症のような
依存症者と家族が「ワンセット」の場合、
どちらからも手をつけるのが難しいのです。

 

 

いくつかのケースを見ていきましょう。

 

最終的に離婚に至ることが多い実家依存症ですが、
何らかの希望を見出したいものです。

 

 

 

1.一族総出、最後に夫の罪となる

 

 

実家依存症者を見抜くのは非常に難しいです。

 

だいたい結婚相手が親ととても仲がいい、というのは
何もマイナスイメージはありません。

 

結婚後の依存症になるトリガー(契機)としては、
夫の単身赴任等による一時実家への帰宅、また
第一子誕生の時に実家にサポートを求めた時などがあります。

 

 

そこで母親はあるゆることを仕切りたがります。

 

妻の母親は当然、結婚相手より
自分の娘を良く知っています。

 

自分の娘の夫のやることは
未熟かつ間違っているように見えます。

 

そこでどんどん夫が「悪者」になっていきます。

 

娘である妻も母親に感化され、
夫が悪い人間になっていきます。

 

実際は良い悪いではなく、
その「一族」のマイルールが存在するだけです。

 

最終的に離婚となる場合、裁判などで夫を一方的に
「DV男」「無能男」などのレッテルを貼ります。
(悪意ではなく、自然にレッテル貼りをするのが恐ろしいところです)

 

世間もその夫のせいだと思い込み、
真相は明らかになりません。

 

このパターンは非常に多いです。

 

 

2、家庭にも入ってくる

 

 

「妻が実家に入り浸り」ではなく、
母親や小姑と呼ばれる妻の姉妹が
「結婚した娘(姉妹)の家に入り浸る」ことがあります。

 

もちろん、最初から同居を決めていたわけではなく、
子供が生まれたから世話を・・・などという理由で
いつのまにか住んでいる(毎日通う)パターンです。

 

たとえば子供お昼ごはんなどは
全部母親が作ります。

 

重要な家庭計画なども
妻の一族の一存で決まります。

 

ひとつの特徴として、夫側の実家とは
全く連絡を取ろうとはしません。

 

最初から眼中にないのです。

 

ここでも夫はひたすら
「悪者」「能無し」になります。

 

 

3.回復した例

 

 

実家依存症の夫側は非常に理不尽な、
やるせない立場に置かれます。

 

しかし、物事を好転させるのは
多大な夫の努力が必要です。

 

まず、夫が妻に自分の苦しみを
何度も何度も打ち明け、妻がそれを受け入れた場合。

 

かなり力づくですが、情熱(愛)が実を結びます。

 

 

また、実家同士の話し合いにより
妻と実家を引き離すのに成功した場合もあります。

 

妻に(できる範囲で)自分で収入を得ることを
勧めるのも有効です。

 

金銭的に独立するのは大きいです。

 

 

4.まとめ

 

 

たとえば、妻の親が亡くなった場合、
妻の依存先が夫になれば良いのですが、
その場合やはり「親以外の一族」が
依存先になることが多いようです。

 

夫にとっては本当に深刻な問題です。

 

時代の変化により、男性と女性の役割、
また親子の関係もかなり変わりました。

 

私たちは再度、自分自身の自立や
家庭の役割などを考えなくてはなりません。

 



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