現代のパチンコの様変わり 〜一般女性も打つようになるまで〜

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現代のパチンコの様変わり 〜一般女性も打つようになるまで〜

パチンコが日本に生まれてから何十年と経ちます。

 

パチンコを打つ人たち、またパチンコの店も
ずいぶん様変わりしました。

 

ここではパチンコ依存症の人たちは
どういう考えを持っているかを考えていきます。

 

また、現在のパチンコの状況、
昔からの変化を考察します。

 

 

1、パチンコにはまる人々

 

パチンコにはまるのはどういうタイプの人でしょうか。

 

よく言われるのはオカルト(根拠のない理論)を信じる人、
そして、人間関係が乏しい人、
また世界観の狭い(趣味多く持たない)人などが
挙げられます。

 

性格的には
決して意志が弱いわけではないですが、
ひとつの物事に対して執着して
周りが見えなくなる人が多いです。

 

自助グループなどでは
「彼氏に誘われてパチンコを始めた」という
女性も多く見受けられます。

 

かつては若い女性などが
パチンコをするイメージはありませんでしたが、
現在ではカップルも多く、
女性の一人客も珍しくありません。

 

女性の方がオカルトに
はまりやすい傾向もあるようです。

 

 

2.見かけの変化

 

若い女性が打つようになったのは
外観など店の見かけの変化もあります。

 

多くの店舗が外観や内装、
休憩室の設置、空気清浄など
過去に比べ店のイメージアップを図りました。

 

また一昔前なら店員も
強面のお兄さんが多かったですが、
今は店員も一様に小奇麗で、
接客マナーも心得ています。

 

パチンコは暴力団や脱税など
常にブラックなイメージがつきまといますが、
ここ最近では随分クリーンに変化したのではないでしょうか。
(かなり前から暴力団との関係はほぼ根絶しています)

 

 

パチンコ台の変化としては、
映画・ドラマ・アニメなどのタイアップにより、
原作を知っている人ならば
演出等楽しめる台が増えてきました。

 

時には原作に無い
シーンやセリフが描かれていることがあり、
パチンコ自体が「メディア展開の一環」と
言える場合もあります。

 

 

3.射幸性の問題

 

かつての「庶民の娯楽の王様」だったパチンコは、
その高い射幸性により全く違った顔を持つ
ギャンブルとなってしまいました。

 

日本遊技機工業組合などが多くの警告を発し、
また実際に何度も規制により
射幸性を抑えようとしました。

 

その都度規制の網をかいくぐって
「出玉大爆発・大儲け」の台は生まれています。

 

極めて最近の特徴は、例えばMAX機で言いますと、
「出玉が出るまでの投資が大きい」
(実質確率1/800ぐらい)、

 

そして「出玉が出てからは増えるスピードが速い」
(1回2000玉ぐらいでそれが80%以上の継続率を持つ)
というものです。

 

「一旦出ると今までの多大な投資が取り戻せる」
→「なので多少大きな金額を投資してもなんとかなる」
という感覚になるのは一目瞭然です。

 

 

しかしこれはギャンブルの宿命といいますか、
結局、客側も「ハイリスクハイリターン」を求める。

 

店側のそのような台の方が売上が取れる、
で両者とも方向性は一緒なのです。

 

これはカジノ等でも事情は同じで、
人気のギャンブルは常にハイリターンです。

 

4.まとめ

 

見かけのイメージは小奇麗に変化した。

 

しかし中身はかつてよりもギャンブル性が増している・・・
これが今のパチンコの現状と思われます。

 

入る敷居は低いのに、
一旦入ると大きな金額で勝ったり負けたりします。

 

あくまでギャンブル場なのです。

 

客は店には勝てません。

 

費やしたお金も時間も戻っては来ないのです。




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