インターネット依存症の原因と克服法や治療法、治し方

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【チェックリスト付】インターネット依存症の原因と克服法や治療法、治し方

日本でインターネットが
本格的に普及してから20年ほど経ちます。

 

この間若年層を中心に
いろいろな問題が出てきました。

 

インターネットは情報の双方向性、
リアルタイム性など特徴を持ち、
正しい使い方をすれば非常に有用なツールです。

 

しかし、一旦その世界に深くはまってしまうと
現実から離れ、社会から離れた存在にも
なりかねません。

 

このような状態はなぜ生まれるのでしょうか。

 

 

 

1.インターネット依存症とは?

 

他の依存症同様、
インターネットのことばかり考えるようになり、
社会性が低下します。

 

重度の場合は、
少しネットから離れると離脱症状が起こり、
精神不安定な状態、
また「ネットから自分は遅れている」というような
不可解な焦りを感じたりします。

 

ネットの中では明るく楽しい人物を演じていても
現実では徐々に他人とのコミュニケーションを失い、
孤立が深まります。

 

重要な仕事、他人との約束などより
ネットが方が優先順位が高くなります。

 

何となく「これではいけない」と思ってますが、
ネットをやっている間は
すっかり現実を忘れています。

 

 

 

2.インターネット依存症の原因と対策は?

 

インターネットは「バーチャルなもう一つの世界」
という言い方もできます。

 

自分の都合に合わせて
好きな所へ行くことができ、そして、
好きな仲間と好きなだけ付き合えます。

 

ここでは現実にありがちな、
人間関係のストレスや嫌な仕事は存在しません。

 

普段では難しい、
達成感や自己発現の感覚を感じられるのです。

 

 

対策としては、まずネットの特性である
「いつでも、何時間でもネットを行える」ことから離れることです。

 

ネットをする目的を明確にする、
1日にやる時間を決める、
趣味を増やす・・・などがあります。

 

今までネットに費やした時間はどれくらいか、
その時間でどれだけの「成果」があったのか、
を考えてみるのも一つの手です。

 

 

 

 

3.インターネット依存症の治療法、治し方は?

 

インターネット依存と一口に言っても、
ネットゲーム・SNS・掲示板・ショッピングなど
いくつか種類があります。

 

アルコールやギャンブルと違って
個々人の状況は様々なものがあります。

 

まだ日本ではネット依存を専門に扱う病院は非常に少なく、
治療方法は確立されていません。

 

とりあえず有効な「対抗策」としてはいくつか存在します。

 

上記の「時間を決める」のが一番有効と思われますが、
サイトのブックマークを削除する、
SNSの通知機能を制限するなどです。

 

この依存の中でも「ネットゲーム」は
一番深刻な被害をもたらすことが多いです。

 

これに関しては自助グループも存在します。
他の依存症グループ同様、他の人の話を聞き、
自分の体験も語ることにより
自身の本当の状態を知ることになります。

 

 

 

4.依存症の診断方法は?(簡易チェックリスト)

 

一つの指針として、次のようなものがあります。

 

1.インターネットに夢中になっていると感じるか(勉強中や仕事中にも考えてしまう)

2.満足を得るためには、インターネットを使っている時間をだんだん長くしていかなければならないと感じるか

3.インターネット使用を制限したり、時間を減らしたり、完全にやめようとしたが、うまくいかなかったことがたびたびあるか

4.インターネットの使用時間を短くしたり、完全にやめようとしたとき、落ち着きのなさ、不機嫌、落ち込み、またはイライラなどを感じるか

5.最初に意図したよりも、長い時間オンライン状態でいるか

6.インターネットのために、大切な人間関係、仕事、教育や出世の機会を棒に振るようなことがあったか

7.インターネットのハマり具合を隠すために、家族や友人に対して嘘をついたことがあるか

8.問題から逃れるため、または絶望的な気持ち、罪悪感、不安、落ち込みといった嫌な気持ちから解放される方法としてインターネットを使うか

 

 

この中で5つ以上あてはまれば、インターネット依存症の可能性が高いです。

 

 

5.まとめ

 

インターネットに関しては、まだまだ歴史も浅く、
依存症の研究もこれからの部分があります。

 

本人に別の精神疾患があるのに、
たまたまネットをやっているだけで
ネット依存症のレッテルを貼られるケースもあります。

 

「ネット依存」の本当の正しい定義が出てくるのは
まだ先だと思われます。

 

しかしネットは発展はこれからも続くと思われますので、
正しいネットとの付き合い方は、
私たち全ての問題として考えなくてはなりません。




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