恋愛依存症の捉えられ方 「魔女」という「状態異常」 

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恋愛依存症の捉えられ方 「魔女」という「状態異常」 

 

これは全ての依存症に言えることですが、
何かの依存症、と言うと
「人間が弱い」
「真面目じゃない」
「意志が弱い」
と捉えられることが多いと思います。

 

もちろん依存症というものは
「精神が病気にかかっている」、あるいは
「子供の頃からの心の傷が癒えていない」
という状態です。

 

「その人は異常な状態」であり、
「その人が異常な人間」ではないのです。

 

 

恋愛依存の場合、
当然一人で起きるものではなく、
他人にも影響を及ぼし、
しかも相手も複数の場合がほとんどです。

 

多くの人間を巻き込むこの依存症の
「誰にとっても不幸な面」を取り上げてみました。

 

 

 

1.恋愛体質、「男好き」のレッテル

 

 

「恋愛体質の女性」という言い方があります。

 

これと恋愛依存は同じものなのか、
別の意味なのかは
はっきりとした定義はありません。

 

ただ、恋愛体質の人も
自分の中にある不安感、トラウマなどから
恋愛相手との距離感が不安定になり
ついつい一方的な献身などに走る場合があります。

 

本人にとっては必死の、
「幸せになる行為」なのですが、
短い期間で相手の男性をとっかえひっかえ、
下手すれば複数の相手と同時に付き合ったりします。

 

当然これは同性からも
異性からも良い目で見られません。

 

大抵貼られるレッテルは
「男好き」「遊び人」になります。

 

 

2.「生まれたあと魔女になった」

 

 

 

恋愛依存症の女性に見染められた?男性は、
自らも別の依存症になったり、何らかの
アディクション(嗜好)を発生させることも多いです。
(男性が「回避依存症」だったら
逆にイーブンの関係が保てますが)

 

知らず知らず、
「依存症の気がある男性」を
選ぶことも多いのです。

 

傍から見るとどうでしょうか。
その女性はどんどん
「男をダメにする、破滅させる」ように見えます。

 

ここまで来ると「魔女」扱いです。

 

 

・・・生まれながらの「魔女」は
存在するのでしょうか?

 

何らかの原因で「魔女」という
「状態異常」に陥っているのではないでしょうか。

 

 

「異常状態を治さなければ
魔女」はとても孤独になります。

 

誰にが腫れ物を触るように接し、
状態異常は治らないままです。

 

 

3.更生すべき場での恋愛依存の問題

 

 

 

ひとつの深刻な例を挙げてみます。

 

アルコールやギャンブル依存症の人たちが作る
グループがあります。

 

ここに恋愛依存症の人が紛れ込んでしまい、
グループの一員(もしくは複数)と
恋愛関係になってしまうケースがあります。
(基本恋愛禁止ルールでもおかまいなしです)

 

依存症というのは、さまざまな関連性があり、
一人の中で複数の依存症が
発生することも多いのです。

 

こういうグループで恋愛依存の相手に選ばれた人は、
おおよそ悲惨な状態になります。

 

再起不能にまでなる人もいます。

 

恋愛依存の人は深く深く恨まれます。

 

 

ここまでくると
「病気だ」「状態異常だ」では
済まされないでしょう。

 

とても深刻な問題です。

 

 

4.まとめ

 

 

「男好き」や「魔女」という言葉で呼ばれ、
誰もが近づかないような女性も
実はとても不安で、愛されたがっている「弱い人間」
ということを考えてみました。

 

また、そうは言っても確実に「被害者」が出た場合、
遠ざけられても致し方がない部分もあります。

 

恋愛依存症というのは、今よりもずっと世間で
認知されるべきではないでしょうか。

 

本人も早く気づき、周りの人もすぐにアドバイスできるような
世の中になってほしいです。

 



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