【チェックリスト付】回避依存症の原因と克服法や治療法、治し方

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【チェックリスト付】回避依存症の原因と克服法や治療法、治し方

回避依存症は、主に恋愛関係において
大きな問題となる依存症です。

 

男性がこの依存症だった場合、パートナーの女性は
「この人は私を愛してくれてるんだろうか」と懐疑的になり、
DVなどの直接被害にあう場合もあります。

 

一方は必死に愛そうとしているのに、ひたすら相手に
かわされるばかり・・・・でも離れようとすると
ひたすら追いかけてくる。

 

こんな泥沼状態を作り出す回避依存症とは
どのような症状でしょうか。

 

 

1.回避依存症とは?

 

 

 

回避依存症の最大の特徴は
「深い人間関係を避ける」ということです。

 

自分からは決して自分の弱み、本心を
さらけ出そうとはしません。

 

交際する相手にはあくまで
「自分のペース」を守ります。

 

なので近くの人からは
「あの人は何を考えているかわからない」と言われますが、
実は本人の心の奥底では
「人と仲良くなりたい」と思っています。

 

表面的には社交的、活動的になります。
「モテる人」と言われることも多いです。

 

「仲良くなりたい」と
「本当の自分を知られたくない」という
相反する気持ちが同居する、
これがこの依存症の本質と言えます。

 

 

2.回避依存症の原因と対策は?

 

 

原因は、根本的には自分への自身の無さがあります。
自身がないゆえ、他人からの自分の侵入は許しません。

 

また、自分を正確に把握せず、
「自分は特別な人間」という
思い込みが存在する場合もあります。

 

幼少期の問題としては、親に過大な期待、
過剰な愛情を注がれた場合に起こるようです。

 

対策としては、正確な自分を把握し、
受け入れることです。

 

自分自身は人に見せられないほどだめだめではなく、
また人に誇るほど特別でもない。

 

そして他人は、自分がコントロールできるほど単純ではない。

 

「自分と他人の関係」を正確に認知することが必要です。

 

 

 

3.回避依存症の治療法、治し方は?

 

 

回避依存症はそもそもの現実・他人との関係の認知が
狂っていますので、自力で治療するのは難しいです。

 

そこは専門のカウンセラーに相談し、
何よりも「自分をさらけ出す」ことを
行わなくてはなりません。

 

いきなりさらけ出す、というのはどんな人間でも辛いことですので、
回避行動と思われる行動について一つ一つ見直してみることから
始めれば良いと思います。

 

例えば、「自分の日常の行動を知られたくない」というのは、
「本当にそれを言えば自分は軽蔑されるのか?」

 

また「普段見栄を張っている部分は、それをなくしたら
相手が自分から離れていくのか?」
などを、検討していくことです。

 

 

4.依存症の診断方法は?(簡易チェックリスト)

 

 

下記に回避依存症の特徴をいくつか挙げてみました。
1つでも当てはまれば自身を見直してみましょう。

 

  1. 自分が主導権を取れることを常に考えている
  2. 好きな相手に自分の弱みを見せたくない
  3. 相手が自分に愛を示すほど、重たさを感じてしまう
  4. 自分の話をするのが面倒くさい
  5. .両親が過保護
  6. 束縛される事を極端に嫌う
  7. 相手に対して、ちょっとしたことで怒ったり、暴力を振るったことがある

 

 

 

5.まとめ

 

 

回避依存症は、
「恋愛依存症」「共依存症」と相性が良く、
これらの依存症に囚われた恋愛関係は
とても不幸な状況を作り出します。

 

また、恋愛だけではなく、親子・友人・同僚など
さまざまな関係で起こりえます。

 

まだあまり認知度がない依存症ですが
私たちの周りでは良く見られるもので、
知識は深めておいた方が良いでしょう。

 

 




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