【チェックリスト付】実家依存症の原因と克服法や治療法、治し方

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【チェックリスト付】実家依存症の原因と克服法や治療法、治し方

 

現在の日本で離婚率の増加が
大きな問題として取り上げられていますが、
この「実家依存症」もその原因の一つとして
急増しているようです。

 

従来「マザコン男」など、
結婚してからも母親に頼り切る夫の問題があり、
この場合は妻が多大な苦労を強いられました。

 

実家依存症は妻の方のマザコンとも言えますが、
現代社会の女性の立場の変化なども絡み合い
非常に複雑な問題となっています。

 

実家依存症の原因など、
いろいろと見ていきましょう。

 

 

1.実家依存症とは?

 

 

 

実家依存症は、主に結婚後の妻が
自分の実家にすべて頼り、本来の
家庭が疎かになる状況を指します。

 

実家に家事や育児のサポートを頼むのは
もちろん悪いことではないですが、
それが行き過ぎると
「自分の実家のルール、常識が全て」の
状態となります。

 

そして、夫と妻の関係ではなく
「夫と妻の一族」の関係となり、
夫は完全に居場所を失うことになります。

 

家庭内の問題は、全て「妻の実家預かり」となり、
全て実家の一存で物事が進むようになります。

 

 

2.実家依存症の原因と対策は?

 

 

原因は、妻の精神的自立が成されていない、
ということに尽きますが、
それも母娘の関係において
いくつかのタイプに分かれるようです。

 

1.親友型

 

父親の影が薄く、母娘がまるで親友のように
べったりとした仲になっている。

 

 

2.支配型

 

娘は自立したがるが、母親が子離れできず
いつまでも娘をコントロールしたがる。

 

 

3.共依存型

 

「お互いに頼っている」状態で、
結婚しても母娘は常に一体でないと行動できない。

 

 

対策としては、

 

  1. 実家から物理的に離れる

      (実家依存症の妻は実家の近くに新居を建てたがることが多い)

  2. 親からの経済的援助を打ち切る

      (経済的にも自立できなくなるため)

  3. 夫とのコミュニケーションを深める

 

などの方法があります。

 

ただこの依存症は結婚してから発覚することが多く、
事前対策はかなり難しいと思われます。

 

 

3.実家依存症の治療法、治し方は?

 

 

まず妻の意識を改善しなければいけませんが、
これは非常に困難なことです。

 

妻は自分の常識=実家の常識で凝り固まっており、
なかなかそれ以外の世界に入り込めません。

 

また、夫の方も妻が上記のどのタイプか
見極める必要があります。

 

妻の方もまた「実家に縛られている」
被害者の場合があるからです。

 

 

その上で徐々に話し合いを増やし、
いろいろな家庭の決定権を
妻の実家から自分たちに移します。

 

また、夫の実家とコミュニケーションを
増やすのも効果があります。

 

妻の常識を変える可能性があります。

 

 

4.依存症の診断方法は?(簡易チェックリスト)

 

 

下記に実家依存症の女性の特徴をいくつか挙げてみました。

 

  1. 母と娘が異常に仲が良い
  2. その逆のパターンとして母が娘を全てコントロールしている
  3. 父親が優しい、もしくは父親の影が薄い
  4. ストレスが多大に存在し、欲求不満もある
  5. 実家から新居が近い
  6. 自身の趣味があまりない
  7. 出産する時に夫からのサポートがあまりない
  8. 出産を里帰りで行い、その後実家の居心地の良さに目覚めた
  9. 自分にあまり自信がない

 

半分以上当てはまれば要注意です。

 

 

5.まとめ

 

 

実家依存症は、長引けば長引くほど
深刻な問題となります。

 

場合によってはきっぱりと離婚した方が良い場合でも、
ずるずるとそのまま行ってしまって
妻の両親もどんどん年を取って頼れなくなり・・・
となると、両親の死後は大変な状態となります。

 

このような家庭に生まれた子供も、両親に問題のある
アダルトチルドレンとなります。

 

数ある依存症の中でも、強固な意志をもって
対処が必要ではないでしょうか

 



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