パチンコ依存症が引き起こす問題 〜借金、離婚、犯罪など〜

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パチンコ依存症が引き起こす問題 〜借金、離婚、犯罪など〜

 

人はみな弱いものです。

 

辛いこと、悲しいことがあると
逃げ出したくなってしまいます。

 

時には現実を忘れ、
何か楽しいことに夢中になるのも必要でしょう。

 

しかし、幻想の中でずっと生きていくことは
できないのです。

 

 

 

1.借金

 

最初は単なる「遊び」「暇潰し」だったはずが、
パチンコの底の見えない魔力のようなもので
どんどん深みにはまっていきます。

 

勝てる時は何万円も勝ちます。

 

更に、打ち続けていると
月に10万以上儲かる時もあります。

 

でも更に打つとどんどん負けていくのですが、
依存症者は自分に都合の良い思考しかしていません。

 

「次は勝てる」「自分は最後には勝者になるはずだ」など、
根拠のない自信を持ちます。

 

家族友人からお金を借り、
金融業者から借りるのも平気になります。

 

借りる時は多少なりとも罪悪感は残っていますが、
パチンコを打った途端にそういう感情は吹き飛びます。

 

 

 

2.家庭崩壊、離婚

 

自助グループには、
離婚した人がよく見受けられます。

 

夫と妻のどちらの立場でも
パチンコ依存症はあります。

 

借金を重ね、仕事(家事)もしなくなり、
家の貯金も使おうとする。

 

注意すると逆切れを起こし、
時には暴力を振るったりします。

 

親戚などがどんなに注意しても
簡単には改善しません。

 

こういう家庭の子供は非行に走ったり、
何らかの依存症になったり

 

深刻な問題を持つケースが多く、
離婚という結果も止むを得ない側面はあります。
(この状況になるとなかなか子供のサポートまで気が回らないのも現実です)

 

本人が依存症を認めたがらず、
暴走を繰り返せば本当に誰も幸せにはなりません。

 

 

 

3.合併症などの問題

 

目と耳、喫煙の問題

 

まず、パチンコは光のフラッシュ等、
轟音が演出上多く、目と耳がやられます。

 

またパチンコをやる人の喫煙率は
一般と比べて高いのですが、
現在のパチンコ店の分煙化は完璧とは言えません。

 

よってタバコを吸わない人の
副流煙問題もあります。

 

 

鬱病

パチンコをやっている間はドーパミンのせいもあって、
気分が良い「イケイケ状態」になれますが、
終わって現実に戻ると鬱を発症させることがあります。

 

現実の自分、現状置かれている立場を
本人もわかっているのです。

 

また、もともと抑鬱質の人が
パチンコにはまってしまうケースもあるようです。

 

 

アルコール依存

 

パチンコとアルコールも密接につながることがあります。

 

この2つが同時進行してるケースも多いのですが、
アルコール依存症から脱している最中に
今度はパチンコに手を出し、
結果パチンコ依存にはまることもあります。

 

こうなるとあらゆる合併症が懸念されますので、
入院措置が必要になります。

 

 

 

 

4.まとめ

 

パチンコ依存による深刻な問題を見てきました。

 

本人のみならず、
周囲まで多大な被害をもたらす事例が多くあります。

 

自身の人生で何が大切か、
何に向かって生きてくか、は
本人が解答を見つけるしかありません。

 

ギャンブルは決して
人生に益をもたらすものではないのです。

 



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