【注目】甘酒と酒粕の効能 甘酒はまさに飲む点滴!

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【注目】甘酒と酒粕の効能 甘酒はまさに飲む点滴!

 

 

お正月、初詣などにいくと振る舞われていることも多い甘酒。

 

あの独特の味や甘さが癖になり、また生姜などを入れて飲めば
より体があったまりほっとした気分になれますよね。

 

しかし、本来甘酒は冬に飲まれていたものではなく、
夏に栄養補給として飲まれていたことは案外知られていないのでは?。

 

俳句の季語などにも「甘酒」という言葉は「夏の言葉」とされています。

 

そんな甘酒ですが、実は美味しいだけではなく
体にとっても良い飲み物なのです。

 

そこで、甘酒の効能や効果を徹底解説しちゃいます!

 

甘酒

 

 

飲む点滴?!甘酒の効果・効能

 

甘酒は「飲む点滴」とも言われているほど、
栄養が高いということはご存知でしょうか?

 

甘酒の主な成分はブドウ糖。
他に、ビタミンB1、B2、B6、アミノ酸、パントテン酸など、
人間が生きていく上で必要な栄養素がほぼ入っている!
と言ってもおかしくないくらいたくさんの栄養分が含まれています。

 

しかもサプリメントなどでそれらを接種するより、
甘酒を飲んだ方がそれらの栄養素は体にスムーズに吸収されるとされ、
その吸収率はなんと90%以上という抜群の効果があると言われています。

 

これはあれやこれやサプリメントを飲むよりも
甘酒を一杯飲んだ方が手軽で体にも良いですね。

 

また先程「飲む点滴」と言いましたが、病院でよく行われる点滴の内容は、
ブドウ糖とビタミンとアミノ酸の溶液混ぜて作られたもの。

 

先程ご説明させて頂いた「甘酒の成分」と全く一緒ですよね。
そのことから「飲む点滴」とも呼ばれているのです。

 

そんな栄養満点の甘酒。その効能を効果別にご説明させて頂きます。

 

 

疲労回復、滋養強壮の栄養ドリンクとして

 

だるい

 

夏バテや、病気の時、また疲労などで食欲不振などが起こってしまい
栄養が偏ると体の代謝も悪くなり、だるさが続いたり、
体力がなくなってしまいますよね。

 

また、ものすごく体力を使う産後や自らの体で作りだした栄養を
子供に与える授乳中にも、栄養のあるものを積極的にとりたいですよね。

 

そんな時にぴったりの飲み物が「甘酒」です!

 

甘酒には先程豊富な栄養素があるとお話しましたが、
その栄養素の中には消化吸収を助ける消化酵素や、
エネルギーを効率よく転換するビタミンB群が豊富に含まれているのです。

 

それらの栄養素によって、食事をした時に効率よく体内に栄養を取り込むことを助けてくれ、
また、甘酒に大量に含まれているブドウ糖が体力の回復をサポートしてくれるのです。

 

 

腸内環境を整える「ジャパニーズヨーグルト!?」

 

ジャパニーズヨーグルト

 

腸内環境を整えるものと聞いて多くの人は「ヨーグルト」を思い浮かべると思います。

 

ヨーグルトは牛乳を発酵して作られたもの。
甘酒は米麹を発酵して作られたものでありヨーグルトと同じ発酵食品です。

 

甘酒には麹由来の食物繊維とオリゴ糖が含まれており、
それらが腸内環境を整えてくれ便秘の改善や
体内の有害物質を排出するのを手伝ってくれます。

 

この働きはヨーグルトに似ているため
海外では「ジャパニーズヨーグルト」と呼ばれるくらいの効果があるとされています。

 

 

女性に嬉しい美肌・美白効果!

 

美肌

 

甘酒にはビタミンB2が含まれています。

 

ビタミンB2には皮膚や粘膜を保護する作用が含まれており、
肌を活性化させてくれる効果があります。

 

また、麹や酒粕には美白成分の「コウジ酸」も豊富に含まれており、
「コウジ酸」はシミの原因になる「チロシナーゼ」という酵素の働きを抑えてくれます。

 

そのため過剰なメラニンの生成を抑えシミを防ぎ、くすみまでも防いでくれます。

 

酒蔵で働く人たちの手が白くてきめ細かいことで有名なこともあり
この効果はまさに実証されていると言っても良い程でしょう。

 

「コウジ酸」は肌に良いだけではなく頭皮までも若返らせる力があり、
美しい髪を作ってくれる働きもあるのです。
女性にとっては嬉しい効果ばかりですよね!

 

 

ダイエットに効果的

 

ダイエット

 

甘酒には脂肪の代謝を促進する、ビタミンB群が豊富に含まれています。

 

お酒のメーカーとして有名な「月桂冠」で
マウスに甘酒を与るものと、与えないものとで2週間飼育し比較したところ、
甘酒を与えたマウスは体重増加量と血中中性脂肪の濃度が抑制され、
その効果の元は甘酒に多く含まれている「ビタミンB群」ではないか?
という実験報告も出ているほどなのです。

 

また、甘酒に多く含まれるブドウ糖は血糖値をすばやく上昇させることから、
満腹感が得やすいという効果もあります。

 

そのため、甘いものが食べたい時や小腹が減った時などおやつを食べるより
甘酒を飲めば、カロリーも少なく、その上栄養価も高いためダイエットにも効果的なのです。

 

 

このようにたくさんの効能のある甘酒。

 

これから寒さが厳しくなってくる季節に入るので、まずは体を温めるために。
そして、来年の夏は本来の飲み方、夏の栄養補給として飲んでみてはいかがでしょう?

 

また、もし甘酒の癖のある味が苦手・・・という方がいらっしゃった場合、
豆乳や果汁などで割って飲んでみると甘酒独特の癖がなくなり飲みやすくなりますよ!

 

 



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