聖岳への日帰り登山に挑戦しよう!
日本百名山のひとつ「聖岳」は標高3013mで南アルプス最南端の3000m峰です。
山頂からは東に富士山、北には赤石岳や荒川岳、塩見岳が近くに見え、
西には北アルプスや中央アルプスがまた南には茶臼岳と素晴らしい景色が見えます。
南アルプスには丸い山頂の山が多いのですが、この聖岳の山頂は尖っています。
登山ルートとしては東側の椹島(さわらじま)を起点とするものと、
西側の西沢渡を起点とするものがあります。
どちらもアプローチは容易なものではありません。
公共交通機関で行くとなると日帰りでの登山は厳しいですが、
マイカー利用での登山なら西側の聖光小屋を基点にすれば
日帰りも不可能ではありません。
聖平小屋に前後泊するなら登山自体は日帰りでも可能です。
まずは聖光小屋をめざそう
便ケ島(たよりがしま)の聖平小屋へはマイカーが便利です。
中央道飯田ICからまずは道の駅「遠山郷」を目指しましょう。
「遠山郷」まではココを参考にするとわかりやすいです。
ここからさらに道を進めていくと、
上島トンネル北側の「南アルプス登山口 便ケ島・易老渡方面」の看板から林道へ。
この林道約22Km続き落石箇所も多く、
陥没箇所もあり結構注意が必要・・・
車高の高い4WDが無難です。
聖光小屋付近までは公共交通機関はありませんのでマイカー以外の方法で行く場合には、
JR飯田駅(所要時間約2時間¥18000位)またはJR平岡駅(所要時間約1時間半¥13000位)から
タクシーを利用することになります。
聖光小屋についたら、さぁ登山の準備です。
聖岳に登ってみよう
とはいうものの、聖光小屋のある西沢渡から聖岳山頂までの往復はどんなに早くても8時間ほど。
これは登山上級者のタイムです。
現地の登山ガイドによると往復で13時間ほどかかることになっています。
ですので、普通に考えたら日帰りは無理かと思うのですが、
多くの方がチャレンジしてが日帰り登山を成功されていますので、ぜひ挑戦してみてください!
ただし、時間には余裕をもって日が昇ると同時に登り始めてくださいね。
自信がない方は稜線にある聖平小屋で一泊することをおすすめします…
南アルプスは交通の便が不便なため、
マイカーがないとなかなか登山しにくいところです。
そのため登山者が少なく日本でも数少ない秘境の一つとされています。
本当に山が好きな人のために残された山脈です。
甘く考えずに慎重に登山に臨みましょう!
スポンサードリンク
関連ページ
- 【保存版】流氷ウォーク | 沢山ある流氷の楽しみ方とポイント
- この流氷、着岸すると船を出せなくなり漁師さんたちにとっては厄介者ですが一般人にとっては一度は見てみたいと思う自然が織りなす造形美ではないでしょうか?
- 流氷 | 流氷の上を歩いてみよう
- 流氷を楽しむというと氷を砕きながら船を進め流氷を楽しむ網走のオーロラ号や紋別ガリンコ号といった砕氷船が有名ですが、知床・ウトロ地域では氷の上を歩いて楽しむ流氷ウォークがあります。
- 傘雲は地震の予兆か? | 傘雲のでき方と地震との関係について
- 富士山の傘雲って美しいですよね!そんな傘雲のでき方と地震との関係性についての解説です。
- 天空の森の宿泊料とは? | 究極のリゾート『天空の森』で結婚式も!?
- 鹿児島県霧島市、鹿児島空港から車で15分ほどのところに『日本から一番近い海外』と銘打った究極のリゾート施設『天空の森』。チェックイン後は誰にも会うことがなくまるで無人島にいるかのような錯覚にとらわれるこのスーパーリゾートを探ってみましょう!
- 【保存版】地震ハザードステーション『J-SHIS』を利用しよう!
- 『J-SHIS(Japan Seismic Hazard Information Station)』をご存知ですか?地震防災に関することを、独立行政法人「防災科学技術研究所」が日本全国の地震ハザード情報基盤として公開しているサービスです。
- 【注目】スロー地震発生!?巨大地震との関係は?
- 国土地理院が千葉県房総半島沖で『スロー地震』とみられる現象を観測したと発表しました。聞きなれないこの『スロー地震』何かのまえぶれなのかと不安な方も多いのではないでしょうか?
- 【保存版】『はとバスツアー』気軽に楽しめる非日常