今年最後の最大の流星群 「ふたご座流星群」のより良い観測の仕方!

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今年最後の最大の流星群 「ふたご座流星群」のより良い観測の仕方!

 

今年最後の最大の流星群 「ふたご座流星群」のより良い観測の仕方!

 

今年も数回「流星群」が夜空をきらめくように流れ、自然の美しさを私たちに見せてくれましたね。もう終わってしまったかぁとお思いの方、12月に観測される「ふたご座流星群」がありますよ!!!「ふたご座流星群」は数ある流星群の中でも3大流星群と呼ばれる活発な活動を行う流星群の1つで、条件の良い時には1時間に100個近く出現してくれる、他の流星群よりも観測がしやすい流星群なのです。今まで観測し忘れていた方や、タイミングが合わなかった方もこれを観れば「うん。観たぞ!」と満足して貰えるでしょう。

 

 

そこで、より良く観測するために、良く観えるピーク時と言われる時間帯、方角、また観測スポットに適している場所をご紹介させて頂きたいと思います。これを頭に入れて置けば天候さえ悪くなければきれいな流星群を目に出来ること間違いなしですよ!

 

 

・ピークはいつなの???

 

ふたご座流星群が最も多く観られる時間のピークはいつかというと、12月14日の午後3時です。昼間だから観えないじゃない!と思われる方、ご安心ください。流星群には「放射点」と呼ばれる流星が飛び出してくるように見える中心点があります。ふたご座流星群の「放射点」は幸いにも日没後からほぼ一晩中地平上に出ているのです。そのため、ピークである15時を過ぎてしまっても、ふたご座流星群は、ピーク時の前後半日以上はピーク時と同じ規模の活動が見られます。特にお勧めの時間は12月14日の夜明け前です。14日はちょうど満月なのですが夜明け前なら月も沈み観測が最もしやすいため、是非早起きして観測してみて下さい。また、ふたご座流星群は12月7日頃から12月17日頃にかけても活動を行うため、その辺りの日にちに夜空を見上げる機会があれば、ピーク時までとはいきませんが、観測出来る可能性はありますよ!

 

 

・どの方角が一番見やすいの???

 

なんとふたご座流星群は空一面流星が流れるためどの方角を向いていても観測ができるのです。その中でもより良く観測したいと思われる方は、月が出ている時に観測をするならば月明かりを避けられるような方角を探してみて下さい。そうするとより流星が発見しやすくなります。

 

ふたご座流星群

 

 

・おすすめの観測スポットは???

 

お勧めの観測スポットは、やはり街の灯りが少ない場所になるでしょう。近場で観測しようと思う方は街の灯りから少しでも離れられる、マンションやビルの屋上や、小高い丘の上の方まで登ると地上から見るよりもたくさんの流星を見ることができるでしょう。また、せっかくなら良い条件で見たい!と思われる方の観測場所として適しているのはお住まいの近くにある山の山頂付近まで登って頂くと尚良く観えるでしょう。

 

天体観測

 

 

・撮影するにはどうしたらいいの???

 

せっかく早起きしてみた流星。どうせなら「見たぞ!」と記録に残したり友達に自慢したいですよね。しかし一眼レフや三脚まで持っている人は多くないはず。そこで、誰もが持っている可能性が高いデジカメでの撮影も次の2つのことを守れば流星群を写真として手元に残せるかもしれません。

 

1.ズーム機能は使わない
2.最高感度、最も明るい(小さい)絞り数値に設定する。

 

この状態で一度夜空を取ってみて、星が十分に写っていれば流星群を撮影する挑戦する価値はあると思いますので頑張ってみて下さい。
以上、「ふたご座流星群」をより良く楽しむための観測の仕方をご紹介させて頂きました。ぜひ今年最後の最大の流星群を観測して、今年の良い思い出を増やして下さいね!!!




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