浅草酉の市の楽しみ方について

浅草の酉の市は、11月の酉の日に開かれるお祭りとして江戸時代から現在まで受け継がれているもので、このお祭りではお守り熊手や縁起熊手などを飾り、ご利益が得られるようにするというのが一般的なものとなっているので、参加をした人は熊手を購入し、自宅に飾るというのがお土産のようなものとなります。

新しい熊手と古い熊手

熊手が購入できる時間は酉の日が始まるとされる深夜0時から終了する深夜24時までとなっており、縁起熊手の購入であれば、酉の日の前日の21時頃から酉の日の翌日の深夜1時30分頃まで購入が可能となっています。前年度の古い熊手が自宅にあるという場合には、酉の寺長國寺などに熊手の納め所がそんざいしているので、そこに持って行き、感謝を込めて納めるというのが基本です。

酉の市の楽しみ方

悪天候であっても余程人に危険が無い限りは酉の市は開催される事となっているので、旅行などで出かけるという場合には、知っておくと良いです。また、浅草酉の市では、このお祭りならではの屋台や露店が立ち並び、通常のお祭りと一味違うような味わい深いお祭りを楽しむことができるようになっています。現代の生活の中ではなかなか見る事のできない提灯やはんてんなどの江戸文化を肌で感じ、楽しむことができるのも、浅草酉の市ならではの楽しみですので、そういった事についても熟知した上で現地へ向かうと、より一層お祭りを楽しむ事が出来ます。

2013年の酉の市

ちなみに平成25年度の浅草酉の市の日程は、すでに11月3日、15日、27日と決まっていますので、現地へ出かける時にはこの開催日などについても公式のサイトなどを利用し、チェックをしておくと間違いのない日程に出かける事が可能です。開催場所は浅草駅からすぐ近くの場所となっているので、電車などで行く事になったとしても、十分に楽しむことができますし、ご利益ポイントなども把握しておくとより一層楽しむ場所が増し、お祭りを回る順序などを事前に決定づけておく事ができます。